就活生の面接対策を解説!失敗しないたに押さえるべきこととは?

就職・転職

夏が終わりウィンターインターンシップのエントリーがスタートして、そろそろ就職活動を始めようと考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、実際面接することは決まったけれど、「どんなことをするのか」「何を聞かれるのか」と不安の声もよく聞かれます。今回は、就活面接を突破するためのポイントをご紹介していきます。

面接の流れと注意点

まずは、面接がどのように行われるのか具体的な流れを説明します。近年では、新型コロナウイルスの影響もあり、面接がオンラインで行われることも多くなっているため、オンラインとオフラインの両方の場合について見ていきましょう。

オフラインの場合

一般的な面接の流れは以下のようになっています。

  1. 入室・自己紹介
  2. 自己PR
  3. 志望動機
  4. 逆質問
  5. 退出

面接のスタイルとしては、学生に一人に対して面接官が1名〜複数名の個人面接と学生複数名に対して面接官複数名で行われる集団面接があります。どちらで行われるかは事前に案内があるはずなので、前もって確認しておきましょう。

面接ではまず印象を悪くしないために、最低限のマナーを守りましょう。受付には、面接予定時刻の10分前には到着するようにするべきです。もしも遅刻してしまいそうになったら、必ず電話で連絡を入れましょう。

オンラインの場合

基本的な流れはオフラインの時と同じです。しかし、オンラインならではの注意するべきことがいくつかあるので確認していきましょう。まず、ビデオ通話ツールは面接前にしっかり起動するか確認しておきましょう。また、開始5分前にはルームに入っておくべきです。

オンラインでは、自宅から参加する場合は特に、気が緩んでスマホや目覚ましが音が鳴る状態にしたままになっていたりします。面接中に不要な音が鳴らないように事前に確認しておきましょう。

面接前に準備しておくべきこと

面接の流れを把握したところで、本番に万全の体制で臨むための面接前の準備について確認しましょう。面接は対策無しには突破することはできません。誰しもが緊張をしてしまう場なので、十分な準備をすることで少しでも普段通りに振る舞えるようにしましょう。

身なりを整える

面接において見た目の印象はとても重要です。企業側も短い時間で判断する必要があるため、言葉の情報だけでなく、あらゆる面で採点しようとしています。また、メラビアンの法則によれば人の第一印象の55%は見た目で決まると言われています。服装や髪型、清潔さといった要素がいかに重要であるかが分かります。

面接においては、基本的にはフォーマルな格好が求められます。普段着ることが少ないために、特にネクタイは形が整っていないケースがよく見られます。たとえオンラインだとしても、服のシワは分かるものなので、面接の前日までに服の状態を確認しておくようにしましょう。

業界・企業分析を行う

面接に臨むにあたって受ける企業や業界のことをしっかり把握しておく必要があります。仮に何も対策していないと、面接での受け答えの中で準備不足を見破られ、「志望度が低いのかな」と認識されてしまいます。

業界・企業分析は面接通過のために行うのはもちろんですが、ビジネスモデルを理解し仕事内容をイメージできるようになることで、自分が本当にその企業に興味があるのか、という自己理解にも繋がります。

自己分析を行う

自己分析は、そもそも業界を選定する際に行うことでもあるため、すでに取り組んでいる人もいるのではないでしょうか。そのような人でも改めて面接前に確認しておくべきです。

面接では、志望理由も重要ですが、「学生がどのような人物なのか」を主に見られています。そのため、自身の考え方やこれまでの人生について徹底的に深掘りされます。その際に、自身で解像度が上がっていなければもちろん答えることができません。反対に、一度自己分析を完璧に行なっておけば、多少イレギュラーな質問が来ても対応することができます。

面接でよく聞かれることとは?

大まかに準備するべきことは分かったけど、具体的な質問内容が分からなくて不安という人もいるかと思います。実際には企業によっても面接官によっても様々な質問をしてくるため、完全に網羅することは難しいです。しかし、よく聞かれるお決まりの質問もたくさんあるのでご紹介していきます。

必ず対策するべき頻出質問

どこの企業でも最終面接までには必ずと言っていいほど聞かれる質問には以下のようなものがあります。

  • 自己紹介
  • 自己PR・ガクチカ
  • 志望動機
  • 逆質問

以上のものは基本的な情報として面接官も押さえておきたい内容です。つい忘れてしまいがちなのが、逆質問を考えていくことです。逆質問では、自分の分からないことを純粋に知れる機会でもありますが、どれだけ会社に興味があるかをアピールできるチャンスでもあります。

基本的には、5つほど質問を用意していきましょう。本番では3つほど質問できれば十分ですが、面接の中で回答されてしまうことがあるかもしれないため、リスク管理として5つ考えておくべきです。

できれば対策しておきたい重要質問

ここからは、どこでも聞かれる訳ではありませんが、就活中いつかは聞かれるであろう質問についてまとめていきます。

  • あなたの挫折経験を教えてください
  • あなたは周りにどのような人だと言われますか?
  • 働く上で大切にしたいことは何ですか?
  • 最近で最も気になるニュースは何ですか?
  • この業界の今後についてどのように考えていますか?
  • 3年後はどのようになっていたいですか?

以上のように人間性やキャリアビジョンについて聞かれることが多いです。それぞれの質問について事前に考えておくことも重要ですが、自己分析と業界・企業分析をしっかり行なっておくことで大抵の質問への回答には困らないため、まずはそちらを優先させましょう。

まとめ

今回は、就活面接について、実際の流れと通過するための対策を紹介しました。大まかな流れを把握した上で、細かい質問内容の対策をしたくなる気持ちは分かりますが、自己分析と業界・企業分析を十分に行うことで臨機応変に対応できるようにしましょう。

就職活動の目的は、希望企業に入ることですが、就職活動を通して本当に自分がやりたいことを見つけるチャンスでもあります。面接の準備を入念に行うことは、面接突破に繋がるだけではなく、将来的な自分のキャリア設計の一助にも繋がるのです。

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