就活に資格は役立つの?おすすめの資格と理由を徹底解説!

就職・転職

就職活動に向けてこれといった実績がないために漠然として不安を抱えていて、何か資格を取った方が良いのではないだろうかと考えている人は多いのではないでしょうか。資格そのものも役に立ちますが、より効果的に活用することもできます。今回は、就活における資格の必要性から具体的におすすめの資格まで詳しくご紹介していきます。

就活に資格は必要なの?

就職活動では、何を基準に採用しているか、何を重視しているかなどブラックボックスをなっているものが多くあります。そのために、資格が合格に必要なのか、また効果的なのか分からないという声が多く聞かれます。まずは、就活に資格が必要かどうかという根本的な問題から解決していきます。

資格は必須ではない

結論から申し上げると就活に資格は必須ではありません。資格を持っていないと選考に進むことができない企業は基本的にないのです。しかし、志望業界に関連する資格を持っていることで有利になることはあります。

実際に、資格の保有によって選考を優遇することはないと明言している企業もあります。例外としては、技術職で採用条件に特定の資格を必要とされることがあり、有資格者以外はエントリーすることすらできません。

資格を取るメリットは?

就活において、資格を取得するメリットには以下のようなものが挙げられます。

  • 努力をアピールできる
  • 業界研究ができる
  • 入社後のキャリアアップにつながる

関連した資格を持っているということで、業界に対する興味と知識を十分に有していることをアピールすることができます。また、就活に欠かせない業界研究につながることがあります。業界についての理解を専門的に深めることができるため、エントリーシートや面接においてより鋭い回答や逆質問して評価のアップに繋がります。

就活におすすめの資格

就活における資格の必要性やメリットを抑えた上で、実際にどのような資格を保有していると有利になるのかをご紹介していきます。それぞれの業界に対して専門的に効果的な資格が存在しますが、今回は、幅広く評価され汎用性の高い資格について解説します。

TOEIC

一つ目は、皆さんもご存知の世界150カ国で実施されているTOEICです。日本経済が衰退し、海外の市場が大きくなっている現代において英語力は必須のスキルであると言えます。一般的には600点以上からアピールができると言われていますが、どの企業でも評価される基準としては800点とされており、楽天ではこの点数がノルマとして社員に課されています。

就活時点で必要がなくとも、将来的に海外事業部に移る場合は一定の英語力が求められます。外資系企業や海外との関わりが多い企業を志望する場合は、将来を見据えて早いうちからTOEICの対策を行いましょう。

簿記

就活に役立つ資格として有名なのが、日商簿記検定です。3級から1級までありますが、2級以上で評価されやすいと言われています。特に事務職や経理を志望している場合は、業務に直接的に関わる知識を学ぶことができるため、積極的に取得するべきでしょう。

また、簿記の勉強をすると企業の財務諸表を読み解くことができるようになります。企業分析にも役立つ上に、将来的には株式運用の一助にもなるため汎用的な資格と言えます。

FP(ファイナンシャルプランナー)

FPの勉強は、税金や保険、資産運用など豊富な知識を身につけることができます。金融業界や保険業界で特に役に立ち、不動産業界やコンサルティング業界でも活かすことができます。このように、就職活動でも役立つことはもちろん、家計管理や資産運用、税金対策といったプライベートでも必要とされます。

就職活動において、これから伸びる企業に入社したいと考える人も多いでしょうが、FPで得られる知識を用いれば、伸びている企業や儲かっている企業を判断することができるようになります。

就職活動でより活かすために

就職活動において、資格を保有していることはアドバンテージになりますが、持っているだけでは大きな効果はありません。より資格を活かすためには、取得に至った経緯や過程をアピールすることが大切です。

資格ではなく取得までの過程をアピールする

資格をよる有効に活かすためには、取得しようと考えた経緯と合格までの勉強の過程をアピールしましょう。就活の面接では、学生の考え方や性格を主に見られているため、資格や学歴といった肩書きだけでの判断はあまりなされません。

資格を取得した動機や合格までの苦労、勉強を通して何か変わったことなどを深ぼられる可能性があるため、事前にこのような項目に関して考えをまとめておき、論理的に説明できるようにしておきましょう。

今後の活かし方を明示する

資格は取ったきりにしてしまう人が非常に多いです。就活のためにだけに取得して、数ヶ月後には内容を忘れてしまっているという状態は非常にもったいないと言えます。志望企業において入社した後に会社において資格を用いてどのように貢献できるのかを事前に考えてアピールしましょう。

また、先述した通り、資格によっては日常生活に活かすことができるものもあります。定期的に得た知識をアップデートして、将来的に勉強が無駄にならないようにできると良いでしょう。

まとめ

今回は、就活における資格の必要性とおすすめの資格、活かし方についてご紹介しました。資格は必須ではありませんが、直接的か間接的かは差があれど有利になることは間違いありません。また、その場限りでの有用性だけでなく、将来を見据えた長期的な視点で資格を評価すると良いでしょう。

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